世代別の家づくり
20代
20代の家づくりのすすめ
20代、なかなか家には手が届かない年代かも。でも実は私が自宅を建ったのは26歳のとき。お金を貯めるのが結構好きで、それなりに貯蓄はありました(今は全然ないけど・・涙)やっぱり超ローコストに徹しましたねェ。
例えば壁はラワン合板張、外壁は倉庫なんかでよく見かける角波鋼板(一応ガルバリウムですが・・)。幸い設計の仕事に従事していたので、ある意味セルフビルドなスタイルをとりました。
そこで私が提案する20代の家づくりとは。
- 1・設計事務所の力量に頼り、徹底的に無駄を省く
- 天井のボード張やクロス張を省く。壁の仕上げも一発仕上がりの材料を選択。
- 例えば・・2階の床下地に杉板を利用、そのまま1階の天井仕上げとする。
- 壁はシナ合板等を張り、クロス張等の工程を省く。
- 塗装仕上げが必要と判断すればこれをセルフビルドで行う。将来、いい思い出になるかも(笑)
- 設計事務所に掛け値なしの見積を取ってもらうよう頼みましょう。
- 見積書ってクラアイアントのもとに届くまで、結構色んな経費が乗っかってしまいます。
- 設計事務所に一部の工事の見積や発注を依頼するのも一つの手段です。
- ちなみ私の事務所では、造付家具や照明器具、造園等を手配いたしております。
- 2・床面積的には30から35坪程度に
- 小さい家は総じて割高になりますが、大きくなると全体の予算も比例して上がります。コンパクト兼スリム化を是非図りましょう。
- 例えば・・家の計画を何LDKで考えない・・この固定概念が面積UPにつながります
- 収納スペースを確保する前に、モノの少ない生活をイメージしましょう。
- 部屋がすっきりして、案外気持ちのいい空間に仕上がります。
- 3・やっぱりデザインにはこだわりましょう
- コストを押さえる手法として、BOX形の外観は有効です。でも雨や陽射し等のことを考慮して、軒を出す工夫もしっかり行いましょう。雨降りの時に結構不便な事が多いですよ。
- 4・夫婦でゆったりくつろげる空間をイメージしましょう
- 夜はゆったりくつろぎたいですねよね。特にリビングや寝室はその空間です。
- キャンドルで食事を楽しんだり、スタンドライトやブラケットの光でほんのりくつろぐ。イメージを大切にして、それを建築家に的確に伝えましょう。きっと良きアドバイスが得られます
対応すべきことはまだまだ色々ありますが、予算をしっかり組んで是非家づくりに一歩、足を踏み出しましょう。私がそのお手伝いをさせていただきます!
ちなみにですが、こんなプランも面白いですよ(笑) ご参考までにどうぞご覧になってください。
- SAIMONが考える20代の家づくり・・・とにかくシンプル!でもって充実感いっぱい!
解説 |
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敷地も色々、要望も色々。だから決して正解ではないかもしれませんが、ちょっとだけこのプランの解説をしておきます。
- 地の大きさに負けない!
- 想定では40坪で、東側道路。東西に少し長い敷地になっています。
- 駐車スペースは2台(普通車+軽乗用車)実質建ぺい率は45%なので、上限が60%の地域でも楽々カバーです。
- 何が大事か?
- やっぱりメインはLDK。畳コーナーを含めるとなんと25帖!このくらいの延べ床面積の家だと普通は16~8帖程度(畳の間は含まない)までが多い。こだけは譲れない!と決めてプランをするとこんなに広がり感が確保できます。
- 明るくて風通しがいい!
- LDKは南・北・東に窓を確保しています。あらゆる方向へ風が抜けていきます。南と東に開けたプランなので、やっぱり明るさ感はばっちりです。
- 2階はもっと先にイメチェンしよう!
- 想定が20代のお客様、子供室はあえて今の段階では不用(あくまで私の考えです・・笑)フリーホール等の用途で利用し、その時が来たらまた考えます(私が考えます・・笑)寝室こそもっとこだわろう!・・・この部屋ってすごく大事な部屋です。やっぱオシャレにしたいですよね。
- コストは?
- 延べ床面積が33坪、例え60万円/坪かかっても1980万円・・・これなら検討する?多分もっと安く済むだろうとは思いますが、お手ごろですね(笑)
結論 |
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建築家といっしょに家づくりを楽しみましょう!例え敷地がちがっても大きなコンセプトは決してぶれません。それはあなたの暮らしのために何を形にすべきかを考えているからです。
機能のコト、デザインのコト、構造のコト、風のコト、光のコト、そしてそして予算のコト、もっと付け足せば収納のコト(笑)・・・街並みのコト。
まずは無料相談にお越し下さい!日焼け(釣りによく行くんです・・笑)で顔がちょっと真っ黒な、建築家らしくない建築家が的確にアドバイスいたします(笑)
30代
30代の家づくりのすすめ
30代、私にとってはとうに通り過ぎた年代です(笑)。あくまで自分なりにですがこの年代を考えるとやっぱり若かったですねェ。残業なんかへっちゃら、体力もあり余ってました。近は結婚年齢も上がり一概には言えませんが、ほぼ家庭をもって子供もぼちぼち保育園に。都市部で暮らす方と、地方で暮らす方とは全然事情が違ってきますが、ちょっと我が家に興味がでる世代ですね。そこで私が提案する30代の家づくりとは。
- 1・コンパクトな住宅に徹しましょう
- 無理な住宅ローンは絶対に組まない。手持ちの資金に余裕のないケースが多く、今は予算の全額をローンでというパターンも組めますが、それでも収支バランスを必ず心がけましょう。
- 床面積的には30~35坪(予算でいうと1800万円程度?)、超低価格の住宅も最近では珍しくありませんのが、極力ローコストに徹しましょう。
- コンパクトでも広さ感を失わない設計でいきましょう。
- 例えば・・子供室。これって今は必要ないと思います。確保したとしてもワンルームな空間程度で抑えましょう。その時がくれば、その時のニーズで改修です。
- 2・やっぱデザインにはこだわりましょう
- 家の価値はデザインばかりではない。でもやっぱり格好いい家がいいですよね。シンプルモダンやちょっとこだわれば和モダン。これですね。建築家が設計する家・・・それがある意味、高付加価値だと考えてください。アイデアや工夫には事欠きません。
- 3・リビングは開放的に、かつ感じのいい家具を
- 予算もあるので、そう思いっきり巨大なリビングは無理だとしても極力広がり感を重視です。そこには感じのいい家具が必須ですね。最近では量販店や通販で、結構低価格でイメージのいい家具が揃います。是非オシャレな空間に仕立てましょう。キッチンは対面?ですか(笑)
- 4・子供にとっての安全性を優先してあげましょう
- 小さいお子様がおられる可能性が高いので、是非使う材料や形には安全性を求めましょう。
- 例えば・・床は手入れや掃除が簡単で、効率よく出来るもの。既製のフローリングも決して悪くはありません。勿論杉などは、自然素材という点でもっといいものですが予算配分を明確にし、ここには予算をかけて、ここにはかけないをはっきりとです。
対応すべきことはまだまだ色々ありますが、予算をしっかり組んで是非家づくりに一歩、足を踏み出しましょう。私がそのお手伝いをさせていただきます!
ちなみにですが、こんなプランも面白いですよ(笑) ご参考までにどうぞご覧になってください。
- SAIMONが考える30代の家づくり・・・コンパクト、でも実はゆったりなんです!
解説 |
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敷地も色々、要望も色々。
だから決して正解ではないかもしれませんがちょっとだけこのプランの解説をしておきます。
- 敷地の大きさに負けない!
- 想定では42坪で、北側道路。南北に少し長い敷地になっています。
- 駐車スペースは2台(普通車+軽乗用車)
- 実質建ぺい率は50%なので、上限が60%の地域でも楽々カバーです。
- 何が大事か?
- やっぱりメインはLDK。畳コーナーを含めるとなんと22帖!LDKの南に続くデッキがもっとその広がり感を増幅させます。リビングはあえて座式を提案。庭を眺めるのには視線的にそれの方がフィットします。
- 明るくて風通しがいい!
- LDK+畳の間で南・東・西に窓を確保しています。あらゆる方向へ風が抜けていきます。デッキには深い軒もかかりちょっとした雨や強い陽射しもカットしてくれます。勿論明るさの点においても申し分ない結果が得られます。
- 2階はもっと先にイメチェンしよう!
- 子供室、この扱いに結構悩みますがあえて今の段階では不用(あくまで私の考えです・・笑)フリーホールとして利用し、みんなのスペースということでいきましょう(笑)先々お子様がもう一人増えた!・・・そのときのために取っておくのも想定しています。長いライフサイクルに視点を合わせたいですね。
- コストは?
- 延べ床面積が36坪、どこまでを見積範囲に含むかですが1000万円台の家・・・。決して不可能なことではないと思います。見積もり合わせを行えば、いい結果が得られるだろうとはまずはそう思います。
結論 |
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建築家といっしょに家づくりを楽しみましょう!例え敷地がちがっても大きなコンセプトは決してぶれません。それはあなたの暮らしのために何を形にすべきかを考えているからです。
機能のコト、デザインのコト、構造のコト、風のコト、光のコト、そしてそして予算のコト、もっと付け足せば収納のコト(笑)・・・街並みのコト。
まずは無料相談にお越し下さい!日焼け(釣りによく行くんです・・笑)で顔がちょっと真っ黒な、建築家らしくない建築家が的確にアドバイスいたします(笑)
40代
40代の家づくりのすすめ
家40代、実はそういう私も40代(笑・・・2010年現在で45歳)仕事に対しても重要な位置を占める年代ですし、体力もまだまだ続く年代ですね。でも、周囲の環境はといえば、おそらく子育ての真っ最中、場合によっては進学に、就職にとなにかと子供のことやその他のことに手間や経費のかかる年代だと思っています。
では私が提案する40代の家づくりのすすめとは・・・
- 1・無理をしない家づくりの計画を基本としましょう
- 無理な住宅ローンを組むのは控えましょう。
- 大きい家よりちょっとコンパクトな家。
- 例えば・・床面積には35坪から大きくても40坪(予算でいうと1800~2200万円?)
- 外装や内装はシンプルにこだわりましょう。
- シンプルに徹するということは、それだけコストを抑えるということです。間仕切壁も極力減らし、OPENな空間作りにこだわりましょう。その結果は+α、気持ちや環境にも優しいということです(笑)
- 2・ちょっとだけ老後のことも考えよう
- まだまだ子供が巣立つとはいえない年代、でも数年のうちにそういうことが現実に。
- 例えば・・・子供室、ある程度必要だとは思いますが巣立ったあとの利用方法も是非考えておけばいいのではと思います。私も同じく年齢を重ねますが、老後を見越した家づくりが大事になってきます。バリアフリーは今どき当たり前ですが、将来自分たち夫婦が主体になって生活するということを出来るだけ考えた家づくり・・・ですね。
- 3・住みやすさに重点をおきましょう
- これはどの年代にも言えることですが、基本中の基本です
- 例えば・・予算が許す限り出来るだけ自然の素材を使いましょう床材では杉、壁はクロス張でもいいですが使うならエコ系の材料天井には一部でいいと思いますが、これも杉などを使うといい感じです。
対応すべきことはまだまだ色々ありますが、一度か二度しかないそのチャンスを是非じっくり考えて、家づくりに一歩、足を踏み出しましょう。私がそのお手伝いをさせていただきます!
ちなみにですが、こんなプランも面白いですよ(笑) ご参考までにどうぞご覧になってください。
- SAIMONが考える40代の家づくり・・・あえてですが提案します、平屋がおもしろい!
解説 |
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敷地も色々、要望も色々。
だから決して正解ではないかもしれませんがちょっとだけこのプランの解説をしておきます。
- 少しゆったり目の敷地なら是非こう建ちたい!
- 想定では60坪で、北側道路。南北に少し長い敷地になっています。駐車スペースは2台(普通車+軽乗用車)家というとなぜか2階建て、そこをあえて平屋の選択で快適さをアップ。
- 何が大事か?
- メインのLDK。寝転びたいから畳(4.5帖分)を敷き詰めます・・・合計で24帖!LDKの東に続くデッキを第2のリビングとすれば32帖・・・ゆとりです。リビングの南には地窓を設け座ってそこに視線を移せば和の庭を観賞できます。
- 明るくて風通しがいい!庭を見ながらクッキング
- LDKは南・北・東に窓を確保しています。あらゆる方向へ風が抜けていきます。また、キッチンは南の庭に面しています。あえて庭との対面とし、それを眺めながらのクッキングタイムは優しい味付けにもつながるかも。ダイニグテーブルが平行に並んでいるので横方向動線、結構スムーズに作業が完結します。
- 平面が中央を境に上側と下側でスライド・・・!
- このスライドが僕のアイデア。予算のこともありますが例えば個室周りにロフトを設ける。案外これが楽に処理できます。ロフトの使い道は色々で、欲張りついでに収納スペースを更に確保、そうでなければちょっとした書斎コーナーに等々。アイデア次第ですね(笑)
- コストは?
- 実は延べ床面積が27坪、仮に70万円/坪かけても1890万円・・・。検討します?2階へ上るための階段やホールといった共用部分がないのでそれがコンパクト化の一員。住みやすくて、しかもコンパクト。意外と新しい発見だとは思いませんか?
結論 |
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建築家といっしょに家づくりを楽しみましょう!例え敷地がちがっても大きなコンセプトは決してぶれません。それはあなたの暮らしのために何を形にすべきかを考えているからです。
機能のコト、デザインのコト、構造のコト、風のコト、光のコト、そしてそして予算のコト、もっと付け足せば収納のコト(笑)・・・街並みのコト。
まずは無料相談にお越し下さい!日焼け(釣りによく行くんです・・笑)で顔がちょっと真っ黒な、建築家らしくない建築家が的確にアドバイスいたします(笑)
50代
50代の家づくりのすすめ
50代、私もあと5年もすれば(2015年にはとうとう50代)その年代に。まだまだ若いと思いつつ、年齢はさらに積み重なっていきます・・・(笑)周囲の環境はというと、何割かの方は子供が巣立ってぼちぼち夫婦でちょっとだけのんびり・・というスタイルかもしれません。
そこで私が提案する50代の家づくりのすすめとは・・・
- 1・夫婦がお互いにゆったりと生活できる空間を作りましょう
- 手持ちの資金と住宅ローンの併用でゆとりのある資金計画をたてましょう
- 基本はコンパクトな家、でも趣味や余暇に使える空間を贅沢に確保しましょう
- 例えば・・読書の好きな方は書斎のデザインや機能にこだわるお友達が多い奥様の場合、お客様を招いてのクッキングタイムやティータイムを気兼ねなく過ごせるちょっと気取ったスペースを確保しましょう
- 2・平屋がお勧め、やっぱり生活がラクチン
- 敷地の大小に若干左右されますが、平屋の家づくりがその後の生活をぐっと楽にしてくれます
- 例えば・・朝起きればすぐそこにトイレや洗面があって、食事も同じ動線上に寝室はLDKのすぐ隣に設ける・・・ラクチンな生活スタイルが待ってます
- 3・畳をフルに使いましょう
- 日本人にはやっぱり畳・・・足にも優しいしごろんと寝そべれます
- ちょっとした畳コーナーが寝室にあると案外使い道は広がります例えば・・就寝前にちょっとお酒を一杯、若しくは読書・・いい雰囲気ですねバリアフリーも良し、小上がりにするのも良しです
- 4・自然を感じる空間に
- 庭や花壇、家の中にも自然のしつらえ
- 例えば・・リビングから眺める庭、寝室や浴室から見通せる坪庭桜もキレイですし、ハナミズキも可憐な花を咲かせます寝室の庭・・朝起きた時に緑が目に入る・・一日がすがすがしいですね
- 浴室の坪庭・・日本人は入浴が大好きです・・ほんのり明るい庭の印象が長風呂を誘います
書くべきことはまだまだいっぱいありますが、一度か二度しかないそのチャンスを是非じっくり考えて家づくりに一歩、足を踏み出してください。私がそのお手伝いをさせていただきます!
ちなみにですが、こんなプランも面白いですよ(笑)
ご参考までにどうぞご覧になってください。
- SAIMONが考える50代の家づくり・・・平屋でゆったり、スローな暮らし!
解説 |
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敷地も色々、要望も色々。
だから決して正解ではないかもしれませんがちょっとだけこのプランの解説をしておきます。
- ゆったり目の敷地をフル活用!&建て替えならこう建ちたい!
- 想定では72坪、西側道路。東西に少し長い敷地になっています。内と外との関連性を大事にする・・内部空間と中庭や坪庭といった外部空間の一体性。玄関へのアプローチにスロープを設置。
- 何が大事か?
- スローな暮らしを考える。あくせく働くのが大好きな日本人・・(私もそうだが・・・)人生の第2のステップをぼちぼち考えるにふさわしい年代=50代。だからスローな暮らしがいい。和室の前には縁甲板ではなくて土間の縁。土の風合いの残るタイルや敷き瓦。庭に出れば和の佇まい。いい感じですね。
- 多目的な離れの使い道は色々です!
- なにかと宴会の多い日本社会、そんな用途にも転用できる離れ空間。また奥様のお友達を呼んでお花のお稽古や、お茶のお稽古。さらにもっと、子供さんやお孫さんが来られた時のゲストルーム、トイレを設ければおじいさんやおばあさんの部屋にもすぐ変身。それからご主人や奥様の趣味を楽しむ部屋。ホント、考えれば色々あります。
- 縁側に座って・・・自然に触れる!
- 外構や造園にはそれなりに費用はかかりますが、スローな暮らしに自然は欠かせません。庭のみではなく、ちょっとした畑も十分確保できます。夕飯の食卓にジャガイモやキューリ、レタスにトマト、よそでは決して味わえない自家製の味ですね。
- コストは?
- 実は延べ床面積が31坪、仮に70万円/坪かけても2170万円・・・。検討します?平屋は多少コスト的に割り高になりますが、子供や孫に残してあげることもあり得ますよね。世代の橋渡しが出来る家ってそれだけで十分価値のあることだと思います。
結論 |
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建築家といっしょに家づくりを楽しみましょう!例え敷地がちがっても大きなコンセプトは決してぶれません。それはあなたの暮らしのために何を形にすべきかを考えているからです。
機能のコト、デザインのコト、構造のコト、風のコト、光のコト、そしてそして予算のコト、もっと付け足せば収納のコト(笑)・・・街並みのコト。
まずは無料相談にお越し下さい!日焼け(釣りによく行くんです・・笑)で顔がちょっと真っ黒な、建築家らしくない建築家が的確にアドバイスいたします(笑)
60代
60代の家づくりのすすめ
60代、私にとってはもうしばらく先の年代。でも2025年になれば丁度60歳(笑)ほとんどの方が、第2の人生に突入する時期かも。ひょっとしたらお孫さんがいてても不思議ではないそんな年代ですね。ではどんな家づくりがふさわしいのでしょう。おそらく持ち家率がかなり高い年代なので、新築よりもいわゆるリフォーム(本当はリノベーションといいますが・・・)がその選択肢としてあげられますね。
そこで私が提案する60代の家づくりとは。
- 1・家を建たれた年代がキーポイント
- 昭和56年6月1日以前に建築された建物は、いわゆる旧耐震基準なのでその強度には少なからず疑問があります。リフォームを行う場合には構造体からの全面リフォームをお勧めします。
- 昭和56年6月1日以降の新耐震基準のもと建築された建物についてはまずは安心・・でも、その後行く度かそれまでの想定を超える地震が日本を襲ったので、現行の基準と比べるとやはり問題があります。結果的にどんな場合でもまずは構造の安全性確認です。
- 2・耐震基準は別としても、ぼちぼちお家も改修の時期に
- 家は新築した時点からどんどん古くなるばかり、大事なのはメンテナンスです。屋根や外壁の修繕、サッシの断熱化、内装のやりかえ等、費用は勿論相応にかかりますが見事に甦ります。そういったリフォームの設計を何度もこれまで行ってきました。
- 3・夫婦でひっそり暮らすより、人が多く集まる空間に
- 子供や孫が遊びにくる、そして賑やかな団欒が始まる。そういった姿を包みこむ空間が本当の意味での贅沢な時間を過ごす空間かもしれません。
- 例えば・・リビングはやはりゆったりとした面積を確保しましょう。食卓テーブルよりも床に座って食事が出来るテーブルに・・・堀コタツもOK自然木などを使って作ったようなテーブルがいい雰囲気です
- 4・ゆったり目のウッドデッキでお昼寝が気持ちいい
- リフォームなので今までの暮らしを一気に改善です。出来るだけ不要な部屋をなくすとともに、LDKや寝室等に統合していきましょう。ウッドデッキへはフラットな足運びができるようにしましょう。若干価格が高くてもイペやベイヒといった長持ちする材料を是非お勧めします
- 5・自然をたっぷり確保しましょう
- 見て楽しむ庭も勿論いいのですが、いっしょに過ごして楽しむ庭をお勧めします
- 例えば・・季節に応じて手入れが必要な草花がいっぱいの庭・・キレイです野菜や果物が収穫出来る庭・・畑・・トマト・ジャガイモ・ナス・水菜
- 食卓に上がれば、それこそが無農薬・・・安全が第一です
- 6・リフォームは案外費用がかかります・・ゆとりのある工事予算を
- リフォームも全面改修となると新築同様に予算がかかります。でも愛着のある家出来れば、取り壊したくないですよね。ここには予算をかけて、そこには予算をかけない。そういったことをしっかりまとめておきましょう。ずっと年をとっても安全に、かつ快適に、それが大前提だと思います。
書くべきことはまだまだいっぱいありますが、家の歴史ともに人も歩みます。リフォームの際は
是非、私がそのお手伝いをさせていただきます!