メリットいっぱい
サイモン君建築家とのコラボレーションは他と比べて何が優れているの?というお声に対して、私、サイモン君がお答えします。あっ、会話はあえて関西弁にしています(失礼があればごめんなさいネ)
お客様建築家や設計事務所にお家やお店の設計を頼むメリットって?
設計監理って?工事費は結果として安くなるの?
例えばハウスメーカーとかって?土地については?
その他のメリットは?
- Q2: でもそれだけですか?もっといっぱいないん?
- あるよ~、いっぱい。まず最初に建築家が誰からも干渉されない独立した立場っていうところやね。設計監理とよく言いますが、例えばハウスメーカーや工務店に頼んで家を建つとして、同じところで設計をし、監理もするっていうことになりますよね。ここがそもそも違うところかな。
- そうやねぇ、確かにその通りかも。自社監理にも限界ってあるかもね。
- 勿論、全てがそうだと言ってるわけではないので、ここはお間違えのないようにですね。自分で行う工事を自分で監理するって、やっぱり矛盾を起こすときもあると思います。
- 私たちが欲しい家っていうのはゼロから作り上げる家だし、設計も大事だし、監理はそれ以上に大事!
- そうそう、工事の最中に何か不具合があれば即座に指摘して、対応してもらう。それは建築家がクライアントの代理者として工事の監理を行っているってことの裏返しなんです。
- そうやねェ、私たちも仕事をしているから、現場につきっきりっていうわけにはいかないしねぇ。
- Q3: なぜ建築家に依頼するほうが工事費は結果として安くなるの?
- じゃあ次のメリットを。僕たち建築家に依頼するほうが工事費は結果として安くなるってことですね。それは工事を発注する方法が基本的に入札方式をとっていることです。一つの例ですが、実行の工事額が2,000万円だった家で、一番高い工務店が2,500万円、その次が2,200万円。すでに500万円の開きがあります。これってすごいことやと思いません?
- ん~、確かにスゴイ!そんなに違うん?なんでやろ?やっぱり利益の差かな・・・。
- 勿論、そればっかりではないと思うけど、それも一つの理由になってるやろねぇ。但し安いばかりがいいとも限らないので、精査はちゃんとやりますが。検証が大事ですね。
- 色々調べるのって大事よねぇ。でもその開きで設計料、十分払えますね・・ヨカッタ。うふ
- Q4: 例えばハウスメーカーとかって?
- じゃぁ、例えばなんとかハウスやなんとかホームになんとか工務店。これって大体は規格の範囲で設計や工事を進めます。ドアはこの中から選びましょう、フローリングはこの中から選びましょう・・・。自由設計とはいいながら、ホントは自由じゃない。疑問に思ったことはないですか?
- へぇ~、自由設計にも制約があるんやね。知らなかったわぁ。
- 提案されているものに全く不満がなければ、何も問題はないんですけど、ちょっと違ものを使うと規格外ですってことで、すごい金額の別途工事が発生します。頭が痛いですよねぇ。
- そうやねェ、別途って聞くとうんざりしそうやわぁ。
- 建築家の考える家にはそういった規格ってまずないですから、適材適所、ここはこれ、あそこにはこれをといった形で、設計を進めていくことになります。勿論予算もにらんでの選択を行います。
- 私には私、AさんにはAさん、それぞれ自分流があるしオリジナリティって大事やねぇ、ハイ。
- Q6: その他のメリットは?
- やっぱり全体を見て色んな角度から家づくりを検証・精査するってことですかねぇ。例えば街並みや、その土地の風土・歴史。壊していいものと壊したくないものって必ずありますし。
うんうん、和歌山なら和歌山らしさ、北海道なら北海道らしさ。もっと大きくいうと日本らしさ。これって私たちのあとの世代にも十分影響することやねぇ。いくら自分流といっても、調和って大事やからねぇ。画一的なものばっかりが並ぶと、ちょっと味気ない気がします。うんうん。 - すごく大事なところを言っていただいてありがとうございます。その通りだと思うんです。バランスっていうか、溶け込むっていうか、主張しながら調和する。重要なことですよねぇ。
- 建築家って色々考えてるんやねぇ。メリットの説明、色々わかりました。ちょっと考えてみようかなぁ
- ハイ、ありがとうございます。家づくり、お店づくり、色々選択肢があります。自分にあった方法でこれだなと思う形で、実行に移していただけたらいいのではと思います。あっ、そうそう。僕の話をもうちょっとしますと、TEAM SAIMONのところでも説明はしていますが、それ以外にもたくさんの仲間がいます。かなり強力な!そんなこんなで、皆さんの家づくり支援を実行しています。