江の駒の家
CONCEPT
由良湾にほど近い古い家並みが残る住宅地の一角に計画されました
敷地には古風な和風住宅や蔵が建ち並びその合間にこの住宅は建てられました
親世帯と子世帯が建物を違えながら同居まさに「味噌汁のさめない距離」です
全体のデザインを考える時隣接する既存の家々を無視できませんゆえに瓦屋根であり板壁的であったりと和をベースにした堅実なデザインワークで建物間の統一性を計っています
LDKは小上がりの和室と一体にしましたチャコール色に塗られた杉板の壁がいい意味で緊張感を与えてくれています
キッチンカウンターの壁面や寝室の壁面にも同じく採用しました
小上がりの和室畳下には引出し式収納適材適所考えうる範囲で必要十分な収納スペースの確保にも余念がありません
コメント
- 瓦屋根の表情が町の景色に溶け込んでいます。地域の中にあってこそ、その姿は輝きます!
基本データ
- 建 設 地:和歌山県日高郡由良町江ノ駒
- 構造・規模:木造(在来工法)・2階建
- 1階床面積: 63.06㎡
- 2階床面積: 59.18㎡
- 延べ床面積:122.24㎡